ファイナンシャルプランナー2級試験


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 ファイナンシャルプランナー2級試験についてみていきます。


 ファイナンシャルプランナー2級試験は、ファイナンシャルプランナーの国家資格の中では、中間の試験です。
FP2級は国家資格の中位

 金融関係やファイナンシャルプランナーとして仕事をされている方、またはこれから仕事をしたいと思っている方はこのファイナンシャルプランナー2級から受験されることをお薦めします。

 FPファイナンシャルプランナーに関する分野に全く知識がない方は、ファイナンシャルプランナー3級試験からの受験をお薦めしますが、受験資格が確保できる場合は2級からの挑戦でも問題ないと思います。
 ファイナンシャルプランナーの仕事をされるのであれば最低限とっておきたい資格です。
 ファイナンシャルプランナー2級はAFPへの登録の際に必要な資格となります。 

1.ファイナンシャルプランナー2級試験概要

学科又は実技出題形式問題数合格基準受験料
学科試験※1筆記試験
(マークシート)
四答択一式
60問60点満点で36点以上4,200円
実技試験
(個人資産
相談業務)※2
筆記試験
(記述式)
 ※4
5題50点満点で30点以上4,500円
実技試験
(中小事業主
資産相談業務)※2
実技試験
(生保顧客
資産相談業務)※2
実技試験
(損保顧客
資産相談業務)※2
実技試験
(資産設計
提案業務)※3
20問100点満点で60点以上

※1.金財、日本FP協会とも共通問題
※2.金財実施
※3.日本FP協会実施
※4.記述式とは、「択一」「語群選択」「空欄記入」の各形式を含む

持ち込品
・筆記用具(HB以上の濃い黒鉛筆、消しゴム)
・計算機

2.取得要件

 ファイナンシャルプランナー2級試験では学科試験と実技試験の両方ともに合格すると2級合格証書が発行されます。
 学科試験は、どちらの試験実施機関で受験しても共通問題で実施されます。
 実技試験は、自分の受験したい科目により実施機関を選択する必要があります。
 実技に関しては上の5科目の中から1科目合格すれば実技試験合格となります。
 学科試験と実技試験の合格が異なる試験実施機関の場合でも認められます。

一部合格制
 学科試験・実技試験のどちらか合格した場合には一部合格証が発行され、翌々年度の試験まで合格した試験が免除されます。
 (例)学科試験に合格した場合は次回試験から実技試験のみ
一部合格は翌々年度迄

3.資格の更新

 更新の必要はありません。

4.受験資格


学科・実技試験共通
以下のいずれかを満たしている者
受験資格
・3級技能検定の合格者
・FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
・厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者


受験資格と取得のながれ
受験資格と取得のながれ

5.2級合格率


学科又は実技合格率
学科試験(金財実施)11%~27%
実技試験(個人資産相談業務)25%~52%
実技試験(中小事業主資産相談業務)28%~59%
実技試験(生保顧客資産相談業務)11%~56%
実技試験(損保資産相談業務)44%~66%
実技試験(資産設計提案業務)33%~56%

 2級試験合格率詳細は→ファイナンシャルプランナー2級試験合格率
 3級試験合格率詳細は→ファイナンシャルプランナー3級試験合格率

6.試験日程

 試験は5月・9月・1月の年3回実施です。
 実技試験の「損保顧客資産相談業務」と「中小事業主資産相談業務」は試験実施月が限られますのでご注意ください。
 試験日程についての詳細は→FPファイナンシャルプランナー2級試験日程

7.試験実施機関


資格の種類等級 学科・実技 実技試験の選択科目 金財 日本FP協会
国家資格
FP技能士
2級学科試験
実技試験個人資産相談業務
生保顧客資産相談業務
中小事業主資産相談業務
損保顧客資産相談業務
資産設計提案業務
 
試験実施機関についての詳細は
ファイナンシャルプランナー試験実施機関

8.試験会場


 各都道府県の主要都市で実施されています。
・金財で受験→金財:ファイナンシャルプランナー試験会場
・日本FP協会で受験→日本FP協会:ファイナンシャルプランナー2級試験会場

9.試験申込方法


 個人申込は郵便かインターネットにて申込みができます。
・金財で受験→ファイナンシャルプランナー試験申込方法:金財
・日本FP協会で受験→ファイナンシャルプランナー申込方法:日本FP協会

10.勉強・学習方法


 2級は3級に比べて難易度が上がります。
 そのため、通信講座の検討も必要になります。2級対策とAFP認定研修を兼ねている講座がありますので、AFP資格も欲しいという方は、そちらを活用されることをおすすめします。
学習・勉強方法の詳細は
FP(ファイナンシャルプランナー)試験の学習・勉強方法
通信講座の比較
2級の参考書・テキスト・問題集

11.学科試験範囲


A ライフプランニングと資金計画
1. ファイナンシャル・プランニングと倫理
2. ファイナンシャル・プランニングと関連法規
3. ライフプランニングの考え方・手法
4. 社会保険
5. 公的年金
6. 企業年金・個人年金等
7. 年金と税金
8. ライフプランニングと資金計画
9. 中小法人の資金計画
10. ローンとカード
11. ライフプランニングと資金計画の最新の動向

B リスク管理
1. リスクマネジメント
2. 保険制度全般
3. 生命保険
4. 損害保険
5. 第三分野の保険
6. リスク管理と保険
7. リスク管理の最新の動向

C 金融資産運用
1. マーケット環境の理解
2. 預貯金・金融類似商品等
3. 投資信託
4. 債券投資
5. 株式投資
6. 外貨建商品
7. 保険商品
8. 金融派生商品
9. ポートフォリオ運用
10. 金融商品と税金
11. セーフティネット
12. 関連法規
13. 金融資産運用の最新の動向
D タックスプランニング
1. わが国の税制
2. 所得税の仕組み
3. 各種所得の内容
4. 損益通算
5. 所得控除
6. 税額控除
7. 定率減税
8. 所得税の申告と納付
9. 個人住民税
10. 個人事業税
11. 法人税
12. 法人住民税
13. 法人事業税
14. 消費税
15. 会社、役員間及び会社間の税務
16. 決算書と法人税申告書
17. 諸外国の税制度
18. タックスプランニングの最新の動向

E 不動産
1. 不動産の見方
2. 不動産の取引
3. 不動産に関する法令上の規制
4. 不動産の取得・保有に係る税金
5. 不動産の譲渡に係る税金
6. 不動産の賃貸
7. 不動産の有効活用
8. 不動産の証券化
9. 不動産の最新の動向
 
F 相続・事業承継
1. 贈与と法律
2. 贈与と税金
3. 相続と法律
4. 相続と税金
5. 相続財産の評価(不動産以外)
6. 相続財産の評価(不動産)
7. 不動産の相続対策
8. 相続と保険の活用
9. 事業承継対策
10. 事業と経営
11. 相続・事業承継の最新の動向


12.実技試験範囲


個人資産相談業務(金財)
項目内容
1. 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる倫理観と関連業法との関係を正しく理解したうえで相談に対する回答が行えること
2. 個人顧客のニーズ及び問題点の把握 個人顧客の属性、保有金融資産、保有不動産等に関する具体的な設例に基づき、金融資産選択、不動産の有効活用、相続・贈与、ライフプランの策定、年金プランの策定、所得税・住民税等に関する相談における問題点及び顧客ニーズを把握できること
3. 問題の解決策の検討・分析 問題解決に当たって、ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる知識に基づき、相談に対する適切な解決策の分析・検討ができること
4. 顧客の立場に立った相談 顧客の立場に立ったうえで最も適切な問題の解決策を数値的な裏付けをもって提示できること


中小事業主資産相談業務(金財)
項目内容
1. 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる倫理観と関連業法との関係を正しく理解したうえで相談に対する回答が行えること
2. 中小事業主のニーズ及び問題点の把握 中小事業主の属性及び事業体の経営状況、事業主及び事業体の保有する金融資産、不動産等に関する具体的な設例に基づき、資産運用、税務、事業承継、事業経営、M&A、組織再編等に関する相談における問題点と顧客ニーズを把握できること。また、事業主及び事業体のリスクに関する相談における問題点と顧客ニーズを把握できること
3. 問題の解決策の検討・分析 問題解決に当たって、ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる知識に基づき、相談に対する適切な解決策の分析・検討ができること
4. 顧客の立場に立った相談 顧客の立場に立ったうえで、最も適切な問題の解決策を数値的な裏付けをもって提示できること


生保顧客資産相談業務(金財)
項目内容
1. 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえた ファイナンシャル・プランニング ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる倫理観と関連業法との関係を正しく理解したうえで相談に対する回答が行えること
2. 生保顧客のニーズ及び問題点の把握 生保顧客の属性、保有金融資産、加入している保険商品等に関する具体的な設例に基づき、金融商品としての生保商品、法人顧客の保険経理、年金プラン策定、相続・贈与、税務等に関する相談における問題点と顧客ニーズを把握できること
3. 問題の解決策の検討・分析 問題解決に当たって、生保商品を始めとする保険商品のほか、ファイナンシャル・ プランニング業務に必要とされる知識に基づき、相談に対する適切な解決策の分析・検討ができること
4. 顧客の立場に立った相談 顧客の立場に立ったうえで、数値的な裏付けに基づき、最も適切な生保商品の紹介及び問題の解決策の提示ができること


損保顧客資産相談業務(金財)
項目内容
1. 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえた ファイナンシャル・プランニング ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる倫理観と関連業法との関係を正しく理解したうえで、相談に対する回答が行えること
2. 損保顧客のニーズ及び問題点の把握 損保顧客の属性、保有金融資産、加入している保険商品等に関する具体的な設例に基づき、ライフプラン策定、法人の損保加入、相続・贈与、年金プラン策定、税務に関する相談における問題点と顧客ニーズを把握できること
3. 問題の解決策の検討・分析 問題解決に当たって、損保商品を始めとする保険商品のほか、ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる知識に基づき、相談に対する適切な解決策の分析・検討ができること
4. 顧客の立場に立った相談 顧客の立場に立ったうえで、数値的な裏付けに基づき、最も適切な損保商品の紹介および問題の解決策の提示ができること


資産設計提案業務(日本FP協会)
項目内容
1. 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング ファイナンシャル・プランナーと関連業法との関係や、ファイナンシャル・プランナーに求められる職業上の倫理を正しく理解したうえで、適切なプランニングが行えること。ファイナンシャル・プランニングの現状を正しく理解したうえで、顧客に説明できること。
2. ファイナンシャル・プランニングのプロセス 顧客に適切な方法でファイナンシャル・プランニングのプロセス全体にかかわるポイントや概念を説明できること。
3. 顧客のファイナンス状況の分析と評価 顧客のデータを把握するとともに、顧客の生活設計上の希望や目標を適切に整理できること。
4. プランの検討・作成と提示 キャッシュフロー分析・個人バランスシートの分析・保障分析・税金分析などにより、顧客の全体像を分析し、課題を説明できること。顧客の立場に立った提案ができること。



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コメント
初めまして。
私は、5月の試験で初めて2級試験に挑戦した者です。

なお、日本FP協会が主催する「資産設計提案業務」のみが、
FP3級試験、FP2級試験問わず100点満点中60点以上で合格となります。
現に私は、FP3級試験の「資産設計提案業務」を80点で合格しておりますので。
【2011/05/29 06:53】 | MT #gIFVJzcA | [edit]
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