実技はどちらを選択? |
先日「ファイナンシャルプランナー試験の実技はどれを受験した方がいいのでしょうか?」という質問を受けました。
この問題は私も昔からどちらがいいのか考えていた問題ですし、多くの方が受験する際に考えられることだと思いますので、記事として取り上げさせていただきました。
現在ファイナンシャルプランナー3級の解説をしておりますのでここでは3級試験をみていきたいと思います。
3級試験では実技は選択科目となり自分が好きな科目を受験することができます。
ここで選択できる科目とは「個人資産」と「保険顧客」です。
まずはこれまでの試験の合格率をみていきたいと思います。
| 学科試験 | 実技試験 (個人資産) | 実技試験 (保険顧客) | |
| 2002年度 第1回 | 84.22% (9,816/11,655) | 56.45% (5,636/9,983) | 65.06% (514/790) |
| 2002年度 第2回 | 78.75% (10,209/12,963) | 71.92% (9,847/13,691) | 77.62% (822/1,059) |
| 2003年度 第1回 | 91.56% (14,462/15,795) | 63.28% (9,387/14,833) | 90.06% (1,486/1,650) |
| 2003年度 第2回 | 72.92% (10,779/14,780) | 70.84% (11,637/16,427) | 91.08% (1,308/1,436) |
| 2004年度 第1回 | 67.44% (12,726/18,869) | 56.47% (9,907/17,543) | 81.11% (1,422/1,753) |
| 2004年度 第2回 | 78.05% (14,609/18,717) | 29.14% (5,261/18,054) | 61.50% (1,144/1,860) |
| 2005年度 第1回 | 66.80% (16,513/24,988) | 41.55% (9,646/23,211) | 82.14% (4,933/6,078) |
合格率をみると「保険顧客」の方が合格率が高いことが一目瞭然です。
この数字だけをみると「保険顧客」の方が簡単で合格しやすい?と思います。
しかし受験者数をみると「保険顧客」の受験者数が少ないのがわかります。近年はその差は少なくなりつつありますが、まだ2倍以上の受験者数の違いがあります。
そして試験では当然ファイナンシャルプランナーに関連した職に就いている方が多いと思います。その方たちの中には保険関係の仕事に携わっている方も多いのではないでしょうか。その方たちは当然「保険顧客」を受験されるでしょうし、その方たちにとっては自分の専門分野ですから簡単で合格しやすいと思います。
また試験では当然ファイナンシャルプランナーの仕事とは関係なく自分の勉強のためなどで受験される方も多いと思います。その方たちが「個人資産」と「保険顧客」と聞いてどちらが受けやすそうかと考えると「個人資産」の方が受けやすいと考えるのではないでしょうか。私が受験するときもそう考え「個人資産」を選びました。
これが受験者数の違いになってあらわれているのではないでしょうか。
そしてそういった方たちは専門家ではないため、仕事でファイナンシャルプランナーの試験分野に携わっている方たちよりも合格率は低くなると思います。
このような理由から「保険顧客」が合格率が高くなっているのではないでしょうか。
このようなことも考えられるため、合格率が高いからといって「保険顧客」が受かりやすいと考えるのは少し安易かもしれません。
※上で挙げた意見は受験者数の内訳が公表されていないため、あくまで私の推論です。
ではどちらを受けた方がいいのでしょうか。
これはもし仕事で保険や年金などの分野に携わっておられる方でしたら迷わず「保険顧客」を受験された方がいいと思います。
仕事は関係なく自分の勉強のために受けるという方は勉強する目的によると思います。保険や年金などに特に興味がある方は「保険顧客」をお薦めします。
また資産運用や株式、税額控除、税金の計算方法などを特に興味がある方は「個人資産」をお薦めします。
どちらにも特に興味がないけれど、とにかく受かりやすいのはどっち?と聞かれると困りますが、客観的にみてわかることは「保険顧客」は「個人資産」に比べて計算問題が少ないよう感じるということ以外はわかりません。
私は3級試験は「個人資産」を受験しましたが、十分独学でも通用しました。私の場合はファイナンシャルプランナーの分野の知識を幅広く身につけたかったので「個人資産」を選択して正解だったと思います。若干「個人資産」の方が難易度は別にして、求められる範囲としては広いのではないかと思います。
最後に私の意見としては難易度はどちらも変わらないと思います。しかし個人の知識によっては「個人資産」が簡単という人と、「保険顧客」が簡単という人がいると思います。これは自分の得意分野、不得意分野があるからです。まずは一度過去問を見てみる方がいいと思います。
過去問→ファイナンシャル・プランニング技能検定(金財)
見てもどちらもわからないという方は私の意見としては計算問題が苦手という人以外は「個人資産」を受験した方がいいのではないかと思います。なぜならこちらの方が幅広く知識が身につけれると思うからです。
どうしても計算問題が苦手という方は若干少ない「保険顧客」を受けられた方がいいのかもしれません。
計算問題といっても複雑な計算問題はでませんし、電卓持込可ですから数学が大嫌いな私ですら大丈夫でしたので皆様も心配される必要はありません。
私の頭で整理しきれていない部分を記事にしてしまいましたので、読みづらくまとまっていない記事になってしまい申し訳ありませんでした。皆様のご意見お待ちしております。URLやメール欄はなくて結構ですのでお気軽にコメントして補ってもらえると幸いです。